推測の罠

今回は、相手に対しての根拠のない推測で判断するという癖について書いていきます。

普段、色々と頭の中で考えて発言する訳だが、その発言を完成させる為に根拠のない推測を混ぜて楽をしようとする。自分もそういう場面がちらほらあり、それを疑う人はいるが詰めてくる人は周りにいないため、その発言が通った形になってしまう。

この問題は何かというと推測を混ぜた発言がお互いの間を飛び交うことで、虚構が生まれ、中身のない空洞が完成し、無力感や信頼を損ねることに繋がる。

では、どうすればこの問題を解決できるのかというと、知識だけで考えるのではなく、一人の人間と向き合うことに尽きる。片方だけでなく両方そうすることで成り立つ。また、よく頭のいい人が考えた推測に感銘することがあるが、そこには愛はなくコンピューターが計算したような結果に見えてしまう。そこには、実際に会ったこともない人まで含むような発言がされている。

なぜこうなってしまうのか考えると、これまでに得た知識がそうさせているとしか言いようがないと思う。

例えば、統計的に考える人の発言に多く触れていればそれに影響される。

もちろん、統計を上手く利用する場面はあるが、人の中身について考えるときに統計を使う必要はないと思う。

 

最後に

賢そうな人の発言を疑う、そもそも人が権力の層に従って生きている以上は、緩い発言が通ってしまうことを前提に生きていくと何かに気付くことがあると思う。