重要な共同体と自由を求める個人の問題について
今回は、シンプルにテーマについて考えていき、そこからどこに繋がるのかを推測していきます。その仮説が分かれば今後の人生にプラスになると思うので、よければ最後までお読みください。
前提条件
ここでの共同体は、助け合うことが可能であり柔軟でフラットな理想の形である。個人の自由とは心の自由に重きを置くこととする。
この二つについて天秤にかけたイメージで考えると分かりやすいが、現在の日本では様々な要因によって個人の自由という精神的エネルギーが活発になっており、共同体に属することが困難になってきていると思っている。要するに自由になりたい人同士が交わると、進行方向が同じになりにくい為、そのような状況になると仮定する。
では、そのような状況の中でどのような条件が揃えば、共同体が成立するのかを考えていく。
まず、3つのグループを分けていく。
①個人の自由に重きを置く人
②他者に合わせる協調性思考な人
③両方を兼ね備えた柔軟な人
ざっくりと3つに分けたが、その中から更に分解することはできるが、ここではわざわざ書くことはせず、流れの中で必要であれば追加していく。
まず、③のみのタイプだけの空間を考えると共同体が成立する可能性は高いと考えることができる。何故かというと、①と②の人の気持ちが分かり、許容することができるからである。なので、個人の自由を尊重しつつ相手の気持ちに寄り添う心があればいい。
次に②のみで考えると個人の自由部分が抜け、小さなストレスの積み重ねによって共同体が崩壊する可能性がある。本音を言わない人同士が交わると薄っぺらな関係になり、共同体は成立しない。
次に①のみを考えると、共同体は成立しないように思えて実は成立する可能性を秘めている。つまり、中身のある人同士が同じ方向性を向いたときに共同体擬きは成立すると考えることができる。例えば、こういう人は仲間だけどこういう人は仲間ではないと決めている人がいるとすれば、偶然いた人を仲間と判断し偶然共同体擬きが生まれるようなことはよくあると思う。ただ、その全てが共同体に発展するかといえばそうとも言えない。何故なら、ここでの共同体の定義までには及ばないからである。
では、共同体擬きが生まれてから、共同体発展させるには何が必要なのか考えると、①~③に属さずに新たなグループに属することになる。それは、変化ともいえ、現在の自分から変わらないと共同体は作れないということである。要するに今の私たちには足りない要素があると考えられる。
では、何が足りないのかというと、今の世界から100%抜け出すことである。
身体は今の世界に置いておくが、精神と思考は新たな空間に持っていくこと。
要するに固定概念を捨て去り、共同体を作る為に行動することである。
その為には、固定概念を捨てないと何も始まらない。
その上で、ゼロから共同体を構築していけば、特に難しい問題とは思えない。
最後に
長くなりましたが、現在の日本で共同体を作るのはほぼ不可能であることがざっくりと理解できたと思う。
共同体を作るにはどうすればいいのか、何が原因で作れないのかを書きましたが、決定的な結論はまだ見えていないため、やはり新たな空間を作り、様々なアクションが必要なタイミングなのかなと思う。
少しでも幸せになりたいのであれば