大人が知っておくべき全能感について

今回は、全能感について書いていきます。

全能感というのは調べたら分かりますが、ざっくりいうと子供が抱いている僕は何でもできるんだという意識のことをいう。

これは、子供の頃なら問題ないが大人になってからも全能感を抱いている人が多く存在している。社会学者の宮台真司さんが言っていたことですが何故、大人になっても全能感から抜け出せないのかというと、子供の頃に親や教育者から押さえつけられたせいで反抗期がないからだと言ってました。自分は、それが全能感とどう繋がるかは直感的に理解できませんが、多分、反抗期があると色々な人とぶつかったり色々なことに挑戦する中で、あれ?以外と何もできねえし世の中何も変わらねえという事に気付き、全能感が消滅すると思ってます。

そして、全能感をもった大人がどういう行動をするのかというと、例えば誰かも知らないどうでもいい人達からSNSで永遠と承認欲求を追い求める。何故なら、全能感があるせいで、本来どうでもいいはずのいいね数等を競ってしまうからだ。日本でTwitterが流行る原因の1つと考えてもいいと思う。

次に会社では、部下にマウントをとってしまう。例えば、ミスをした部下に対して俺はそんなことでミスをしないなどの見栄を張った発言などをしてしまう。そうやって自慢することで承認欲求に繋げているのだ。それに加えてポジショントークにも繋がるので、会社や部下にとって何も良いことはない。

なので、そうなってしまった大人から全能感が抜けることは非常に困難な為、これからできることは、子供の反抗期を許容することである。そうすることでより良い社会に繋がるからである。

 

最後に

自分は、正直大人になっても全能感をもっていた時期があります。子供の頃に反抗期があったのにも関わらず。

なので、反抗期だけの問題ではなく、社会生活をする中で強い挫折感を感じ、現実に戻ることが大事だと思います。

そして、子供には羽を伸ばしてもらい、より早く現実を知る必要がありますね。